家の見積りはこうやって考えれば良いんです!

家の見積りに関して、別の観点からお伝えします。今までの内容を考えるとある程度のタイプ別の特徴や、比較できそうなポイントがある程度解ってきたのではないでしょうか。
そこで最終回では、復習をかねて、もう一度この家の見積りのまとめをさせて頂こうと思います。
家の細かい見積りが出てくる会社を先ずは見る

ハウスメーカーやローコストメーカーに関しても同時並行で見積り依頼をしてもらえばいいのですが、
細かい見積りが出てくる会社、工務店は、出来れば最初の段階で声をかけましょう。
実は3回目でお伝えした、工務店、ハウスメーカー、ローコストメーカーで比較できるポイントは全体工事の3~4割程度です。その為、あくまでも比較検討の中で、家の見積りの全容が把握できる会社、工務店を入れてもらうという事が大切。家の見積り、単価も比較しやすくなります。
お願いすれば、細かい見積りが出てくる事も結構ある
特に大手ハウスメーカーの場合、依頼すれば家の見積りを出してくれる会社さんも多いです。これは会社としては、いくら標準仕様といっても、内部での計算上、必ずすべての邸で細かく家の見積もりを取るからです。ローコストメーカーの場合は頼んでも出てこない場合も多いと思います。こちらは企業秘密、会社の形態上出せないといった所でしょうか。ダメもとでも必ず家の見積りは出してもらうよう依頼しましょう。
家の見積りは、バランスよく依頼する

各会社で、同じ部材でも見積り単価が違ってきます。その為、必ず、依頼する会社のバランスを考えて家の見積りを取る必要があります。
もしハウスメーカーだけで見積り依頼をしたら、もしローコストメーカーだけで見積りを依頼したら、工務店だけで、建築家だけで…
それぞれの偏った考え方のもと判断せざるを得ない状況になってしまいます。それでは、本当に納得した家づくりはできません。家の見積りに関する知識もここまで読んで頂ければついてきたと思います。
家の見積り、見落としがちな注意点のおさらい
建築請負契約前に家の見積りで確認しておく項目を整理しておきます。
- キッチンのカップボードの有無
- 選べる外壁材の種類と仕様がUPした時のUP分
- 屋根材
- 断熱材の種類と仕様、UPした時のUP分
- 玄関収納の量
- 電気配線関係の数量、照明などの有無
- 外構工事の内訳
- 収納の中の棚
- 地盤改良工事のざっくりな目安
- 畳の種類やそのた和室の造作関係
- 水周りの設備関係
- 構造体の詳しい説明とメリットデメリットの把握
- 契約後のスケジュール
- クロスの単価、やその表現方法の確認とUP分の確認
家の見積りチェックをして貰いたい方、契約前の確認、細かい見積りを出してくれる
工務店、建築家を探している方は無料相談カウンターで紹介してもらおう