木造建築の価格って?
一般的に木造建築の価格は、鉄骨の家やコンクリートの家よりも相場としては安くなります。しかし、建築会社の中には、木造でも坪単価30~40万円も60~70万円の会社もあります。
何故ここまでの開きが出てきてしまうのでしょうか。今回はそんな木の家の価格に関して、少しお伝えできればと思います。
①木造建築の価格、3つのポイント
一般的に家の価格は、木造<鉄骨<鉄筋コンクリートの順番で価格が上がっていくと考えてもらえます。
しかし、木造建築に関しては上記であげたように価格の幅がかなりあります。
木造住宅の価格を見る時のポイントは3つ。●部材費用の違い●施工する大工さんお人経費の違い●会社としての木造住宅のリスク管理の違いの3つです。
この中で部材費用と人件費に関しては、色々と調べてみると解る事も多いと思いますので、今回は省略します。
今回は最後のリスク管理の話をしていきたいと思います。
もし残りの2つが気になる方は一度無料相談カウンターでご相談下さい。
実際の木造建築価格の参考ページ
②木造建築の価格、リスク?
では建築建築における価格のリスクとは、どういったものをさすのでしょうか。一番のリスクはやはり木材をつかうという事。
一般的に木は伐採されてから100年ぐらいかけてゆっくりと乾燥と膨張を繰り返して硬くなっていきます。その後さらにゆっくりと元の硬さに戻っていく性質があるといわれます。当然新築のときから徐々に家が固まる工程を経る為、どうしてもその間での不具合は起こります。木材乾燥の技術も進んできている為、少なくはなってていますがそれでも起こります。
具体的には、クロスのはがれや、建具のそり曲がりなど。また、最近ではそういう事を無くす為に集成材を多用する工法も出てきていますが、そこら辺の木造のリスクを管理する場合、どうしても管理料が必要になってきます。その為、会社の制度や体制次第では、その管理料、保証金額の価格の違いが出てきてしまいます。
③木造建築を建てると国から補助金が出る場合がある。
昨今の温暖化対策、また国産材の利用促進は、国の課題でもあります。その為、多くの炭素固定が見込める住宅、特に国産材を利用して建てる木造建築に関しては、国も推奨しています。
循環型の社会を考えれば、補助金という考え以外での理由で建てられる方が殆どだと思いますが、せっかく出る補助金があるのであれば、利用していきたい所です。現在の代表的な補助金は林野庁が出している『木材利用ポイント事業』1邸あたり30万ポイントが出たり、その他にもあまり知られていない補助金精度もあり、家を考える時には是非気にしておきたいところです。
木造建築費用の部材費用や大工さんの人件費に関して気になる方、
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