新築・中古・分譲マンションの優先順位
土地から考える方はその選択肢も様々、新築、中古の戸建、分譲マンションを買うという選択もあるかもしれません。特に価格も大きく違ってくるこの選択は皆様色々と迷われるポイントなのではないでしょうか。ここで少しまとめてみたいと思います。
統計データを見てみると、多く方が新築一戸建てをまず検討して、その後分譲や中古も検討する方が多いようです。価格的な話なのでしょうか。詳しくは国土交通省のデータをご参照下さい。
①新築、注文住宅のメリット・デメリット
まずは新築、注文住宅のメリットデメリットのチェック。 統計データの項目にはない項目ですが、お客様の声を色々と考えると、何と言っても自分たちの理想の家をつくる事が出来るという事が最大のメリットとは思います。
また実際のお客様の声から考えると、お庭がある事も大きな要素かもしれません。注文住宅に決めた理由の国のアンケートによれば、信頼できるメーカーというのが一番にきますが、こちらは、新築だからというデータにもならないように思います。中古や分譲を買う際でもこの信頼できる!というのは大切なポイントになってくると思います。そしてこの信頼できるメーカーとしての判断基準に関しても少し注意したい所。業界のシェアとのギャップを考えれば、大手だからと言うわけでもなさそうですね。
施工技術やその人の人間性、デザイン性など色々な解釈が出来そうですね。
②中古住宅のメリットデメリット
中古住宅のメリットは逆に価格がダントツで一番のようです。デメリットは、中古住宅ならではの不確定要素やリフォーム費用が気になる方が多いようです。また意外に感じる方も多いと思いますが、中古住宅の平均の家の大きさは新築、分譲マンションの三つの中で一番小さいというデータも出てきています。対応年数も考えた上で判断していきたいのがこの中古住宅です。
③分譲マンションのメリット・デメリット!!
分譲住宅、マンションのメリットの一番は新築だったからという事。今回のデータは平成24年度のデータなので、中古を買ってリノベーションというよりもまだ新築住宅の人気は高いようです。
逆にデメリットは、庭が無い事や、プライバシーの話がよくあるようです。因みに新築だからという考え方も少し注意が必要です。マンションは立地条件を除いて考えれば、新築を購入した時点で一般的に資産価値として2割さがると言われています。その考え方や分譲マンションの耐久性を考えれば、新築にこだわる必要はあまりないかもしれません。
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