ハウスメーカー、木造、シェア

統計データを知ることは、良い勉強方法です。ハウスメーカーと木造シェアを見ていこう!!

住宅着工の統計データから建築を学ぶ

今回は、ハウスメーカー、や木造シェアなど家づくりで気になる統計データを少し見ていこうと思います。
色々な統計データを見ると、『本当はそうなんだ』という感覚を持つ方も多いと思います。
ハウスメーカーのシェアを知れば、営業マンさんの話も少し違う観点から聞く事が出来ます。木造のシェアやお金に関するデータと一緒に是非覚えておきたい所です。

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①ハウスメーカーのシェアって

ハウスメーカーのシェア

上記の持家のシェアを見てみると、意外と?ハウスメーカーのシェアって少ないな。と感じられる方も多いと思います。私も初めはそう思いました。よくよく考えてみれば、愛知県で考えても、家を建てる事ができる建築登録を出している会社は何千社とあります。それらを踏まえれば、当然という結果かもしれません。

プレハブ住宅:プレハブ協会に加入している建築会社さんの着工数

主に大手ハウスメーカーさんと大手ビルダーさんで構成されています。

詳しくはプレハブ住宅協会のHPをご覧下さい。

持家:H24年度の全体の住宅着工戸数は882,797戸で、その内持家が311,589戸、賃家が318,521戸、給与住宅が5877戸、分譲住宅が246,810戸(分譲マンションと分譲一戸建ての合計)です。

②木造のシェアってどれぐらい?

こちらはしっかりとしたデータをみつけれなかった為、着工数の全体から木造と鉄骨のシェアを比較して見ました。その他の工法自体がそもそも1割満たない為、大方のシェア比率は変わらないと思います。      統計データ1

上図をみると、新築の約8割前後は木造住宅が占めるという事。

実はこの割合、大手ハウスメーカーだけで見るとガラリと変わってきます。ハウスメーカーの8割以上は鉄骨の家。

ハウスメーカーは何故鉄骨のシェアが高いのか、この違いの説明はどういったところにあるのでしょうか。考えてみるのも面白いかもしれません。

統計データから見れば、鉄骨の家を考えるならハウスメーカーを検討に入れる事は必須という考えかもしれません。ハウスメーカーが独自に鉄骨のシェアを作ったという考えなのかもしれません。

②平均頭金は?平均融資額は?

今回の統計データは住宅金融支援機構を利用された方の統計データです。統計データ4だそうです。これらはとても参考に出来るデータではないでしょうか。一般的にその地域に住む平均所得による平均価格の違いももちろんあります。しかし、総返済負担率などは、一般的にみんなこれぐらいの返済負担率という事が、この統計データからわかり、参考にして頂けるのでは思います。また土地から考える方の平均購入データなどもHPにてチェックして頂ければと思います。