屋根裏部屋は男の憧れ!!?
屋根裏部屋は男の憧れ?せっかく注文住宅をつくるなら、屋根部屋まで、余すことなく色々と家を考えて行きたい所。
空間の有効利用を考えた時、最も有効な使い方の一つがこの屋根裏部屋をつくるという事だと思います。
屋根裏部屋は、つくり方によって、三階建てにもなるし、2階建てのまま大きな収納空間にもなります。これは、かかってくる建築費用にも大きく影響が出ます。屋根裏部屋をつくる際、気をつけておきたいポイントをまとめて解説していきます。

①屋根裏部屋の使い方
一言で屋根裏部屋と言っても、色々な種類があります。・居室(部屋)として利用する。・書斎などちょっとした空間利用して使う。・収納として利用する。・子供の遊び場所として利用する。など、様々なつかい方が出来ます。
上の写真のような居室空間から、居室面積(天井高が140CM以下の空間)に入らない空間づくりまで、様々な形の小屋裏を考えられるのは、注文住宅ならではの楽しめるポイントです。
また屋根裏部屋を作るポイントとしては、基本的に座って生活できる工夫があると面白いと思います。床材をフローリングではなく、畳やカーペットに変えるなど様々な工夫が出来そうです。
吹き抜けや、勾配天井の作り方とにも工夫を入れれば、自慢できる小屋裏部屋と作ることも可能です。また、小屋裏部屋につづく階段に関しては、見落としがちですが、屋根裏部屋に行き易いような配置は必須事項です。せっかくの小屋裏部屋が入居して使わなかったという方の多くの場合が、この階段配置に問題があるようです。
屋根裏部屋、収納は2階リビングとの相性ばっちり
実は屋根裏部屋や収納のある生活を考える時にすごく相性の良い配置が2階リビングという考えです。この発想は通常の家づくりの考えではなく、3階建てを考える時の発想になります。
小屋裏部屋をつくる際、2階にリビングを持ってくることで生活の中心を変えれば、自然とつかいやすい小屋裏部屋になるでしょう。せっかく屋根裏部屋をつくるなら、有効につかう環境にする考えも重要です。屋根裏部屋は、行きづらいという最大の難点を簡単に解消してくれるのが、この2階リビングという発想になります。相性はとてもよく、吹き抜けなどとつなげて明るくしたり、より開放的な空間にする事も出来るため、検討するのも面白いと思います。見せ方やつかい方の幅も広がるのでは?
屋根裏部屋、収納の注意点
ここでは、意外としらない屋根裏部屋の注意点をお伝えします。
1.3階建ての申請になる場合
⇒屋根裏を一定の広さで部屋や収納としてつかう場合、申請が3階建ての申請になります。その場合、通常、3階建ての申請費用、構造計算費用、構造の補強など部屋、収納以外にかかる費用もあり、意外と高くつくというので、気をつけておきたい所です。
2.夏の暑さ対策
⇒1階よりも2階、屋根裏と暑くなっていくのはご理解いただけると思います。中からは下の熱が上がってきて、外からは太陽熱の影響を直接受ける。これらの暑さ対策はキチンとしてお来たい所です。屋根裏部屋を使うための必須条件になります。
3.階段の配置と規制
⇒屋根裏部屋への階段配置は、続き階段としてではなく、収納などで小屋裏を使う場合、別に設ける事も多く、その分、間取りを圧迫する場合があります。また直通の階段をつける場合は、補強や構造上の規制が多く、窓配置などの明るさを上手く取る事ができない場合もあるので、注意しておきたい所です。