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名古屋の工務店として主にリフォーム工事で活躍されている会社、社長の外見からは想像できませんが、実は、気さくな、また工務店として熱い北岡社長。
会社を設立して今年で7年目、昨年、今年と倍々で増収増益を達成している秘訣は。リフォーム工事としては、一般住宅の改装から店舗改装まで幅広く手がけており、最近では、大きな改修工事が増えてきているとか。
今回は最近流行り、時代の流れでもあるリノベーション工事に関して、純粋な施工業者としてのレフォルマさんに色々と聞いていきたいと思います。
Interviewer:牧原
牧原:今日もこころ無しか顔がむくんでらっしゃるような…。
北岡:そうだよ。昨日は会社の付き合いでお酒を飲んでてね。…最近特に増えてきているね。みんな業績が良いのかね。
牧原:やっぱり消費税がらみで業績を回復している業者も多いのでしょうか。
北岡:そうだと思う。リーマンショック以降あまり浮いた話は建築業界でもなかったから、久しぶりな感じでいいよね。
牧原:色々と話を聞いてみるとこれから色々な事業を手がけていくとか。この段階で新しい勝負に出る事は少し怖いと思うんですが、どうなんでしょうか。
北岡:この段階だからだね。消費税がらみの景気は一時だし。建築関係は額がでかいから消費税があがちゃった後はやっぱり結構大変だとおもう。今のうちに色々と体だけじゃなくて頭も使わないと。
牧原:御社は毎月、社員を集めて経営会議、また外部で経営コンサルタントも雇っていらっしゃるとの事でしたが、なかなか御社ぐらいの規模の会社で、変な意味ではなく、そこまで徹底している会社さんもないように感じます。
北岡:そうかもね。でもそういうのがちょっとづつ実を結んでいってるような感じ。お金もかかるけどね。会社を続けていく為には必要だと思う。小さい会社だからなおさら。
牧原:そんな北岡社長に今回は、今後ますます需要が増えていくであろうリノベーションについて、施工という観点からお話しを聞いていきたいと思います。
牧原:よくリノベーションをいう言葉をよく耳にします。色々と統計なんかを見てみると、これからは、今ある建物をリニューアルして新しくするような工事が増えていくのでしょうか。
北岡:そうだと思う。実際話しも増えてきてるしね。なんとなく全面リフォームっていうよりリノベーションの方がかっこいいしね。
牧原:リフォーム工事が増えてくる事は私も賛成ですが、最近よくリフォーム工事に関して、特に施工でトラブルも多いと聞きます。どういったトラブルが業界では多いのでしょうか。
北岡:そうだね。色々あるけど、やっぱり一番問題なのは、大工さん、施工業者の腕の低下だと思う。たまに、バイト君が工事してたりするなんて事も聞くし。特に新築の場合、はそれでも問題ない事も多いけど、リノベーションって、構造体がすでにある状態から修復していく必要があるでしょ。だから施工の技術って新築よりも必要なんだよ。
牧原:そうですよね。リノベーションして初めはいいけど、数年後からまた床がきしむとかドアの建てつけが悪くなるとかなってしまう事もあるんでしょうか。
北岡:何年後とか具体的な話はなんとも言えないけど、家の持ちは変わってくるよ。
牧原:施工技術の良い悪いを見抜く方法なんかはあるんですか。大工さんの腕となってくると少し見分けるのも難しい気がしますが。
北岡:そうだね。ここの会社はダメっていうのはわかりづらいかもね。なんとなく気をつけれるとすれば、低価格を中心にうたっている会社かな。
牧原:価格をうたう会社って少なくないと思うのですが…
北岡:わかりやすいからね。僕が言いたいのは安さが自慢です、って言う所ね。
北岡:もちろん企業努力で価格を抑えてお客様に提供する事は大切。だけど適正な価格よりも安くやっている会社ってあるんだよね。
牧原:確かに僕たちが見て、よくこの工事をこの価格で出来るなっていう広告もありますね。どこか入ってないんじゃないか。とかどうやってもおかしいという広告。
北岡:部材費用って抑えるのに限界があるじゃない。そうすると大工さんの工賃がポイントだと思うけど、ひどい所だと、一人で電気配線からフローリング工事からすべてやらせちゃう会社もあるからね。
牧原:普通の場合って、電気関係は電気工事屋さんがやって、内装は内装屋さんがやってって分業がおおいですよね。
北岡:そう、それを一緒にやっちゃう所があったりするんだよね。リフォームはどうしても現場での対応が必要になる事も多いんだけど、安さで売ってる所って、もし現場で対応する必要がある場合、どうしてるのか不安になるじゃない。
牧原:簡単な工事ならまだいいけど…もし全面改装をかける時は失敗されたら困りますね。現場対応してもらえないのは余計に…逆に対応できない時とかは、どうなんだろう。
牧原話を少し変えますが、御社の見積りを何度か拝見させて頂いた事ありますが、結構お値打ちですよね。どのようにされているのですか。
北岡:たゆまぬ企業努力!!
牧原:…企業秘密って事でしょうか。笑
北岡:そう。あんまり簡単には言えないけど、そこはそういう価格をうたう会社さんと競合とかする事もあるからね。年月かけて交渉してきてるよ。
牧原:年月かけて交渉…それが飲み会につながるって事でしょうか。笑
北岡:正解!!笑
北岡:そうだね。僕らが一番困るというか、今回の工事は大変だった工事って、お客様がどれぐらいキチンと判断できる目を持っているかなんですよ。
別にすごい話をしているのではなくて、例えば、棚の工事であれば、角のつなぎ目に隙間が空いてるのが気になるとか。普通この場合ってこうやるのが普通なんじゃないかって言われる事。
北岡:こういう事を言えるお客様とやると現場は気合が入るね。よしやったろう!!みたいな感じになれるというか。そういう感覚を持ってもらうと納得して家を考えられるんじゃないかな。
牧原:そういうのって新築でも同じかも知れないですね。特に施工という観点からみると。入った瞬間、あ、なんとなくきれいな施工だなってわかる時あります。
北岡:そうそうやっぱり大工も人間だから良い出来、悪い出来は現場事である。そういう時に、ここのお客様はしっかりやらないとと思わせる事は効果がでかいんだよね。
牧原:ありがとうございます。口うるさく言うというよりも、感覚として、しっかり判断できる感覚をもってもらうという感じですよね。具体的にどのような対策を採ればいいのでしょうか。
北岡:まずは知識かな。その次に色々な現場を見せてもらう事。色々な会社で。これしかない。たまに、自然と出来ている人もいるけどね。
牧原:ありがとうございます。
今回のポイントは施工力です。リフォーム工事を経験された方はご存知と思いますが、リフォーム特に昔の家の場合、元の家の図面がなかったり、図面があっても柱の位置が現場で変わってたりしてる場合も多くあります。
現場が始まってからわかる事も、リノベーションの場合は、多くあります。その際、どのように工事対応をしてもらえるか、また価格UPを抑える事が出来るのかはとても大切に思います。
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