断熱材は、グラスウール?それとも…

家の断熱材、断熱性能はどうしますか?一般的なグラスウールから最近出てきた断熱材に関して学ぶ

断熱材の選び方

断熱材って何がいいの?グラスウール?それともウレタン?などと、家を考える際、皆様が悩まれる所の一つで断熱材をどうするかは外せない所ですね。
今回はそんな断熱材に関して少しお話をさせていただきたいと思います。
一昔前は、日本の家の断熱材と言えばグラスウール、でしたが、今や発砲系のウレタンやセルロースファイバー等、様々な断熱材が出てきていますし、重要も増えてきています。
そのようなデータも踏まえて、再度、日本の家の断熱材選びに関して考える必要がありそうです。価格なども比較して少し見ていきましょう。

断熱材イメージ1

①断熱材、グラスウールのシェアって

断熱材シェアグラフイメージ1断熱材に関するデータです。年数や調査方法が違う事や、データを発信している所が、それぞれの断熱材を出しているメーカーのデータの為、少し注意が必要という前提の上ですが、右図のようなデータがHPに出ていました。まず気になったのが、米国での断熱材のシェアは、日本の断熱のシェア比率とは全く違いセルロースファイバーがシェアNo1という事。一方日本では、グラスウールが半数以上を占めているのに対して、米国ではある程度バランスの取れたシェアになっているという事。これはどういった事が考えられるのでしょうか。色々な考察が考えられますが、断熱材=グラスウールという概念は日本独自の概念かもしれません。それぐらい、日本においてのグラスウールのシェアが異常に高い事だけははっきりしています。業界としてよく言われている事ですが、このグラスウールに関しては、価格や施工のし易さよりも、グラスウール協会の力がとても強いと聞いています。

②断熱材、グラスウールに関して

グラスウール写真1

統計データもありますが、まずは、日本で一番採用されているグラスウールに関しての話。多くのハウスメーカーの家は、このグラスウールを断熱材に採用している為、知識は持っておきたいところです。グラスウールやその他の断熱材に関しての詳しい情報は各種HPを検索していただくとして、ここでは、施工上の注意と断熱材としてグラスウールを採用する際、種類に関して覚えておきたい事を話ます。

このグラスウールですが、一般的に断熱材としての性能は、グラスウール密度で変わると言われています。現在多く出ているグラスウールで言えば、10K(ケー)、16K、24K、36Kの順に性能は高くなっていきます。グラスウールの厚みに関しては、90mm~100mmぐらいが平均的な厚みで16Kを採用しているハウスメーカー、工務店、建築家がこの地域では多いように思います。次に断熱材、グラスウールで言われるのが、施工品質に関してです。グラスウールは特に詰め込めば良いという事ではなく、その大きさをキチンとその大きさのまま詰めていく事で、一番効果を発揮するというデータがありますので、もし現場を見る機会があれば、チェックしてみたい所です。

③断熱材に関する情報は、インターネットで調べる

実はこの断熱材、各断熱材供給メーカーがこぞって自社の断熱材の良さをこれでもか!というぐらいHP上でPRしています。また各HPで色々な断熱材との比較ページも非常に充実している事もあり、それぞれのHPを見るのがとても面白いように思います。

それぞれのHPは、それぞれの各社からの反論も予測しており、その回答にもキチンと対応した内容になっている事が多く、見ていて解り易いです。それぞれに持論があり、判断は難しいかもしれませんが、断熱材選びの際は、各断熱メーカーHPを調べてみると面白いと思います。

 

グラスウールのHP|セルロースファイバーのHP|サーモウールのHP|ロックウールのHP|アイシネンのHP|アクアフォームのHP|など