住宅資金はこうやって考えれば良いんです!
住宅資金の第一回目は、会社のタイプで見積りが違う事を知っていただこうと思います。各タイプとは、ハウスメーカー、ローコストメーカー、工務店、建築士の4タイプ。
このページでは、皆様が家づくりを考えた時に取っ掛かり安いハウスメーカーとローコストの住宅資金に関しての説明をしていきたいと思います。
本来、家づくりのお金に関しては、それだけで本一冊ぐらいかけてしまうぐらい必要な情報量が多く、また細かな内容の理解が必要になってきます。その為、このページでは、ごく一部しかお伝えできません。細かい所や微妙な違いに関しては記載を省いていますので、もし気になる所があれば、直接お問合せ頂ければと思います。
住宅資金:大手ハウスメーカーの場合
まずはここで言うハウスメーカーの定義ですが、基本的には住宅総合展示場(住宅ハウジングセンター)の中によく見かけるハウスメーカーの事です。
実はこのハウスメーカー、細かな見積りが出てこない場合が多くあります。
理由としては、標準工事が初めからあり、その中身の費用は見せる事をしなくても大丈夫という理由からだそうです。ではどこを見たらいいのでしょうか。
それは標準工事以外の工事、追加工事の部分です。この追加工事に関しては、何故か細かな見積りをキチンと出してくる会社さんが殆ど。その為、ハウスメーカーの住宅資金を考える際は、この追加工事を見るようにしましょう。
住宅資金:ローコストメーカー
ローコストメーカーというと何処をイメージされるでしょうか。タ●ホーム、アイフ●ホーム、レ●ハウス、サ●ショウドウ、●光ビルド、などなど最近ではかなりその会社の数自体も多くなってきました。
一般的に坪単価で安くうたっている会社の事をここでは指します。
ではこのローコストメーカーの見積りはどうでしょうか。実はこちらもハウスメーカーと同じ場合が殆どで、標準工事と追加工事の2つに見積りを別けており、標準工事に関しての細かな見積りは出してこない場合が多いようです。住宅資金としては全体を把握しずらい状態になっています。
2つのタイプの会社さんの住宅資金の表現はこんな感じ
Point1
本体工事費用は坪単価●●万円とか、本体価格としての表記のみになる所。
Point2
追加費用はかなり細かな見積りが出てくる。
住宅資金の注意点
この上記見積りを見て思うことがありませんでしょうか。
『坪単価で50万』って言ったって結局、家のトータル金額は2635万円(+消費税)結局40坪の家として考えたら『坪単価61万円になっている!』という所。ここら辺の表現方法に関する厳密な決まりがある訳ではない為、皆様も気をつけてもらえればと思っています。
住宅資金の本体価格工事:
各会社によって入っている内容が違います。つまりいくら標準仕様と言われても、その内容の把握が必ず必要です。
住宅資金を判断するポイント1:
⇒ハウスメーカーさんの場合は、お願いすれば、細かな見積りを出してくれる会社さんも多いです。把握できる範囲は限られるかもしれませんが、本体価格●●●●万円で納得するのではなく、できるだけ細かく把握できればと思います。
住宅資金のポイント2:追加工事費用
住宅資金の追加工事で気をつけたいのは、工事請負契約後の打ち合わせで発生する追加費用。またその追加費用が通常よりも割高?割安?が比較が出来ない為、判断しにくい所です。
⇒こういった予期せぬ追加費用への対処方法としては、工事請負契約前に出来るだけ話を詰めて行く事が一番です。
例).壁紙のグレードUP分:400円/㎡当たり(SPランクからAAランク)
琉球畳のUP分:10000円/一枚変更価格
断熱材UP分:●●円/㎡当たり
収納の棚UP分:●●円/一枚当たり
その他各グレードのUP分:外壁の柄や仕様でのUP分など
建築写真の解説を見ながら、実際に住宅資金として費用をかける場所とかけなくても大丈夫な場所のメリハリをつけましょう。