家の工事単価を知るなら??

家の工事単価で必ずチェックするポイントってしってますか?

家の工事単価で気をつける3つのポイント

家の工事単価、話を進めていくと標準工事に追加工事、細かい見積りなど様々なお金、単価を見ていく事になります。その際、各社の表現方法がバラバラなのは既にご理解頂けていると思います。
では、どのように判断していけばいいのでしょうか。この家の工事単価をキチンと理解できるとで、家への理解はより一層深まります。ここで再度まとめてみたいと思います。

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家の工事単価①クロス工事の違い

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多くの会社さんの標準壁仕上げ工事は、クロス工事です。塗り壁にせよ、その他、壁仕様に変更するにせよ、このクロス工事から単価のUPを出してくる会社さんが殆ど。クロスと言うとサ●ゲツさんのクロスが愛知県周辺では一般的ですが、多くでる家のクロスのランクとしては、SPランクとAAランクというものです。ハウスメーカーさんはあえてそのような表現方法をしている所は少ないですが、標準クロスがSP、アクセントクロスなどをAAクロスとしている場合が多いです。

SPクロスの場合:㎡あたりの工事単価は800円~1100円ぐらい。AAクロスの場合:1100円から1400円ぐらいの工事単価が一般的な価格のように思えます。

⇒例).130㎡の家の場合、天井クロスが同じ量として考えて130㎡、壁クロスの量は大体3倍ぐらいの量がある為、390㎡ぐらい。あわせて520㎡。SPからAAランクに変更すると30万円前後UPします。しかし、天井や収納の中、UP分が必要ない場合もある為、細かく指定できるのであれば、価格も抑えられることがあります。

家の工事単価②キッチン、お風呂、トイレ工事

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家とお金のページでも話をしましたが、ここでは解り易く工事単価を判断してもらえる水周りの設備のお話。

お風呂、キッチン、トイレは取り付け費用も含めて、工事単価は、安い会社で店頭表示価格の5割前後の価格、少し高めの会社で7割前後ぐらいで出している会社さんが多いようです。

設備は会社同士の取引となる為、会社によって仕入れ値が違います。当然多く受注してくれる会社さんの仕入れは安く、そうで無い会社さんの場合は高い。中には3割程度で仕入れる事が出来る会社さんもあります。また設備メーカーによっては一切値引きしないところもある為、注意が必要ではあります。さらに仕入れた設備をどれぐらいの費用で販売するかはその建築会社さんの裁量です。もし気になる方がいれば、直接アドバイさせて頂きます。

家の工事単価②見積りが出てこなくても反応で解る

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大手ハウスメーカーやローコストメーカーは、通常上記のような家の工事単価は、標準工事として出てこない場合が多い。

細かな見積りを出してもらえるよう要求してみるのが第一ですが、もし出てこなくても大丈夫です。工務店や建築家など他で細かな見積り、家の工事単価をわかっていれば、後々も役に立ちます。

この家の工事単価の理解が出来ると、契約後のUPに関しても、色々と突っ込んで交渉できる事もある為、契約前に必ず色々な会社で見積りを取るようにしましょう。以上の事を踏まえて建築会社さんと話すだけも、何となくの工事単価などはわかってきます。