お役立ち情報:今の状況にあわせてお選び下さい。
Interview N市H様
カウンター相談者からのご紹介でご来店されたH様、実は、大手ハウスメーカーと請負契約後のお客様。契約をキャンセルして、地元の工務店で建てたいと思っていたら、カウンターでの相談を進められ、お話をする事に。結果としては、奥様の理想であった輸入住宅の家を建てる事ができ、最終的にはメーカーにキャンセル料なども払わなくてすみました。契約の解除はとても難しい問題ですが、一つの参考になればと思います。2013.03.21Interviewer:加藤
加藤:とても素敵な家が出来ましたね。一番初めはどうなる事かと思っていましたが、結果としてよかったですね。
H様:ありがとうございます。私たちの要望も二転三転して、色々とご迷惑をお掛けしましたが、家づくりを楽しむ事ができました。キャンセルも意外とスムーズにいってよかったです。
加藤:このインタビューを見ている方の為にも少し詳しく状況を今一度おきかせ下さい。
H様:わかりました。私たちは初め地震に対してとにかく怖かったので、免振住宅を希望していました。そこである会社さんの免振装置がよさそうかと思いそこで契約したんです。で、その後、何故か営業マンさんの話やそぶりがおかしくなってきて、家の話もなかなか前に進まなかったんです。
加藤:そうですよね。確か半年ぐらい同じような状況で全然話が進まなかったとか。
H様:そうなんです。そしたらある日、営業さんからその会社さんの免振装置がリニューアルするので、新しくなるまで待ってという話を突然してきました。とりあえず、待ってたんですが、その後もあまり話しを進める気配もなく、こちらとしては、早く建てたいのに、進まないとう状況が続いて、不信感を抱くようになってきたんです。
様:でちょうどそのタイミングに、友人の新築パーティーがあって相談したら、相談カウンターの事を教えてもらって相談に行きました。
加藤:そこからは私たちもお話させて頂きますが、初め聞いた時、確かにおかしいなと私も思いました。で少し調べてみると、どうやら免振設備の不備かなんかで、そもそも生産を停止していたという話がわかったんですよね。
H様:そうです、ありがとうございます。もうそうなったら、その会社でやる意味はないし、他でも考えようという気持ちになりましたね。もともと私たち…というより妻が、カワイイ家が良いと思っていた事もあって。
加藤:通常の場合、工事請負契約の解除はどうしてもお客様が不利な状況になってしまう事が多く、解約もお金がいくらか取られると思っていました。
H様:はい、よかったです。私たちも少しぐらいは払うのは、しょうがないと思っていましたけど、結果としてよかったです。
加藤:今回のキャンセルは、会社も悪いと思ったんでしょうね。そういう点で行けばまだ良い会社ですね。もちろん時間と労力を考えればおかしい所もいっぱいありますが…
H様:なにはともあれ良かったです。
加藤:因みに解除はスムーズに行ったんでしょうか。
H様:もちろん多少時間はかかりましたね。営業マンに伝えて、それを営業マンが持ち帰って、上司が来て、また再度話しをして、上司がまた持ち帰って、って何度か交渉?話をして、じゃあ今回は無条件の解約という結論になりました。
加藤:そうですよね。時間かかりますよね。交渉はどのような事をされたんですか。
H様:先ずは、私たちの気持ちと要求をはっきりと解って貰う事が先決だと思い、解除の際、お金は一切払いたくない、払わないといけない理由はないとおもうという事をキチンと説明しました。
加藤:はい、大切だと思います。
H様:契約書に記載されている建築スケジュールも一年ぐらい延びてしまっているし、相手の都合だし、当然ですよね。
加藤:その通りですね。こちらは何も悪くない。図面作成費用とかも言われなかったですか?
H様:それは言われなかったです。契約の時に、今後、お金がかかる事は逐一その時に言って欲しいという事を初めの段階で伝えていました。だからそういう話には、ならなかったです。
加藤:それすごく大切ですね。どうしても家というと額が大きいので、数万円とかの単位が安く感じてしまいますが、それってキチンとしときたいですもんね。ありがとうございます。皆様も参考にしていただければと思います。その後色々と工務店さんを見られてどう思われました?
H様:そうですね。ほんと色々な会社さんがあるな~と思いました。中には宙に浮く家とかも出てきて、驚きました。
加藤:結局その中で免振装置の検討も再度して頂いたんですが、結果としては、無しになった。理由はやっぱり価格でしょうか。
H様:そうですね。価格です。やっぱり免振装置以外にも特別な申請、図面など考えると、実際かなりお金がかかる事がわかって。アフターの費用もあって、普通の家でゆれにくい家づくりを考えた方が良いかなって。
加藤:H様は家自体にもはっきりとご要望があったので、そちらにお金をかけたという事ですね。完成した家は全面レンガを張っていて、ベイウインドウという出窓が南北についていたり、内装などみるととても拘った家です。
H様:結果として契約後の打ち合わせはホント楽しく出来たし、免振装置は諦めてよかったかなと思っています。耐震住宅でも大丈夫だと思えた事も大きかったです。
加藤:最後に、これから家を建てる方にワンポイントアドバイスなどあればお願いいたします。
H様:そうですね。契約する前にキチンと話を詰めて契約した方がいいかもしれないですね。あと解除って結構、体力つかうから、出来ればサポートしてくれる人を見つけた方がいいかも。今回、カウンターで相談出来た事は、私たちにとってとても良いきっかけになったし、安心して交渉に望めたので。
H様:よかったです。建築会社の紹介もそうですけど、ただでさえ解らない家づくりに契約の解除お何てことがかさって、途方にくれてました。話を聞いてもらって、納得できたし、色々安心できました。建築会社を紹介してもらえる事とコストダウンも出来る事がわかり、安心して解約に向かう事が出来ました。笑
今回は工事請負契約のキャンセルに関して、通常の場合、解除には時間とお金と労力がかかります。その為、家づくりを一旦中断される方も多いのがこの契約の解除に関して。
一番のポイントは、請負契約をする際、こちらからキチンとお金に関しては、シビアに見ていることを相手に伝える事
また少し話にでてきましたが、住宅は契約する時から家の完成までに期間が開くため、仕様などの変更を余儀なくされる場合も多くあります。そういった場合の対応などにもなる為、請負契約書を交わす前に必ず色々な確認作業をしておきましょう
Rebro無料相談カウンターでは、会社による工事請負契約書の違いのアドバイスやキャンセルしたい場合の相談、実際の図面チェックなどもさせていただいております。出来るだけ契約する前に詰める事が出来るようなアドバイスもさせていただいています・。もしご興味あれば、一度無料相談カウンターをご利用頂ければと思います。