新築費用実例から家を学ぶ

新築費用の実例を思い切って掲載します。基準づくりにしてもらえればと思います。

新築費用実例1

建築写真1新築費用解説:建物本体価格1500万円

新築費用:価格の解説

1.今回の新築費用の本体価格1500万円の中には、準耐火地域の耐火建物費用UP分が入っています。通常の地域での費用と比べると30万円前後の価格UP分になります。

2.延床面積は34坪:坪単価44万円

施工床面積は37坪(バルコニー、玄関ポーチ、下屋部分を足した面積):坪単価40.5万円となり坪単価の違いには注意しましょう。新築費用の坪単価の注意

通常だとUP分となる新築費用で今回、本体価格に含む箇所

新築費用の中で判断をしていきたい部分

①.1階部分のリビングの収納:初回提案時に入っている会社は少ないです、新築費用のUP分としては、収納の折れ戸が5万円、収納自体は2万円程度が一般的。

②.勝手口ドアが二箇所:標準工事の場合、勝手口は1ケ所、中には入っていない場合もあります。新築の費用UPとしては、1ケ所あたり勝手口のドアとモルタルステップ工事で8~10万円程度

③.ダイニングテーブル横のサイドボード:新築の費用として考えると通常は追加工事UP分に含まれます。テーブルの面材などにもよりますが、5万円前後。

④.各種シャッター工事:シャッター費用は、新築の場合、通常、1階部分の窓だけ標準だったり、ある程度大きさの窓だけ標準だったりします。費用としては、シャッターは1ケ所3~5万円程度の会社が多いように感じます。

⑤.2階の手洗い洗面:こちらは殆どの会社が標準仕様ではなくUP仕様として設定していると思います。施工費も合わせて新築の費用UP分は、10~15万円程度のUP

⑥.1階の玄関タイルの工事範囲:通常の標準工事は玄関ステップ部分のみという会社が殆ど。施工面積UP分になります。増える面積にもよりますが、15~30万円ぐらいは見ておきたいところです。

*新築費用のUP分に関しては、Rebro相談カウンターの経験でお伝えしている事、また仕様によっても幅が違う事がある為、あくまで参考として頂ければと思います。

何となく平面図だけでもこのように、標準工事と追加工事の違いや会社による違いが出てきてしまいます。つまり今回のこの本体工事は、建築会社によっては、1500万円とお伝えせず1400万円という事も可能です。さらに、細かな仕様も本来であれば見ていかなければなりません。

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