家の総額を把握しよう!!

家の総額を把握しようと思うと、

家の本体価格＋本体価格以外のお金

となります。

本体価格に関しては、坪単価○○万円の部分ですね。

では、本体価格以外のお金は、どのようなものがあるのでしょうか？

家の大きさや土地によって

掛かる費用も変わりますが

例えば、

エクステリア費用（外構）を150万円
照明・カーテン費用を50万円
給水・排水費用を80万円
基礎補強費用を80万円
その他諸費用を100万円

など、一般的に

本体価格以外にかかる費用を簡単に計算するだけでも、460万円余計に見ておく必要があります。

家を建てる為に、お金（総支払額）の問題を解決する為にも、この本体価格＋本体価格以外のお金を見る必要があります。

例えば、

『私たちの会社は○○万円/坪で家を建てられます！』

となっても、その会社の坪単価を見るときは、

『その坪単価に入っていない工事内容は何か？』

を考える必要があるという事ですね。

その上で、家全体のお金は？

を考えていきましょう！

タイプ別の家の進め方を知る

次に、各建築会社別のお金の違い！

というのを把握していきましょう！

最終的には、家に必要な項目は、どこでお願いしても変わりませんが、それぞれのタイプ毎に家の提示価格方法が違うので、ここで解説していきます。

家の契約後に大幅な資金UP
本体価格以外にかかる費用が会社によって全然違った

などの事も考え、タイプ毎の資金提示順序も覚えておきましょう。

ハウスメーカータイプの資金提示

ハウスメーカータイプの資金提示方法は、

契約前に出てくる金額が大雑把なものが多く、細かい見積もりは終始、出てこない場合が多い。

その為、契約後～家の建て始めるまでの間に追加費用が発生しやすいと言われています。

これは、ハウスメーカーさんの家づくりが

標準仕様が予め決まっている為、判断がしやすい
値引きキャンペーンなどがある為、早期決断を迫られやすい
契約後に家のインテリア、内装、仕様UPを打ち合わせする

といったタイプの会社さんになる事が多い為です。

家づくりの打ち合わせは、比較的早くできる反面、細かく話を詰めていくと、追加で費用UPする項目が多いといわれています。

注意したいのは、

標準仕様以外の工事を頼む時に、その追加費用自体が割高になりやすい事です。

この為、

ハウスメーカーさんで契約する場合、

ある程度の話を詰めてから！という意識を持つ事で、

予期せぬ追加費用を無くす事が出来る

とも言われています。

工務店タイプの資金提示

工務店タイプの資金提示方法は、契約までに、ある程度、細かな見積もりが出てくる事も多いです。

また、それぞれの打合せにおける間が2週間ごとなど、意外と期間も長い事も多いので、その間に色々と調べる事も出来ると言われています。

現場が始まっても打ち合わせや変更対応が出来る
標準仕様が無い
値引きなどは殆どない

と言ったタイプの会社さんが工務店さんに多く、打ち合わせに時間はかかるものの、契約後の追加は殆どない場合も多いです。

注意したいのは、工務店さんの場合、

完全な自由設計な為に、工務店さんの提案力や、お客様の希望、それの伝え方

によって、金額の上下がかなり出てきます。

その為、お客様からも“こんな感じの家づくりが良い！”と言った、写真や情報を提示する必要があるという事ですね。

また、その他にも、

競合を何社か入れたり
第三者のサポートしてくれる人に意見を聞くなど

家づくり知識をつける必要があるかと思います。

建築家タイプの資金提示

建築家タイプの会社さんの場合、家の契約の前に設計契約を交わしていきます。

その為、こちらも追加費用がかかる場合が多いと言われています。

そもそもこの設計契約の段階では、

『大体家を70万円/坪で考えたとして、総額はこれで納まると思います。』

『大体、坪70万円だと、これまでの経験で、これぐらいまでは出来ると思います。』

と言った状態で設計契約となる為、感覚を覚えて頂きつつ、

完全に自由設計の会社
オーダーで家具や建具などもつくる事が出来る

などのタイプが多いので、お客様との打ち合わせ時間をかけて、家の内容を詰めていく！という話となります。

現状で言えば、建築家さんも、無理に費用UPを持ちかけてくる事もないと思いますが、工務店さんと同様に、自分たちがやりたい事と金額のすり合わせは、出来るだけ、設計契約までに詰めて話をしていきたい所です。

例えば、提案後にメールで問い合わせたり、現場を見てみたい旨を伝えて頂くと良いのかな？と思っております。

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