金利1%の恐怖

金利1%の恐怖

住宅ローンはここ10年以上、超低金利時代にあります。

  • 住宅ローンは変動金利で0.8で借りてるよ!
  • 住宅ローンを安い金利で借り換えしたよ!
  • まだ住宅ローンは変動で大丈夫でしょ!!?

など、昔は4%~8%が普通の住宅ローン金利が現在では、非常に安い金利で住宅ローンを借りる事が出来ています。

住宅ローンを借りるなら、
長期間固定が良いんじゃない?

前提の話をすると、インターネットでの記事として書くのであれば、この低金利時代だからこそ、長期間固定金利で借り入れをした方が良い!

という話になると思います。

理由が今回のタイトルですね。

■ 金利が1%上がったら

先ずは、金利が1%上がる事に関しての認識を持ってもらう為に、

住宅ローンを35年で3000万円かりた場合で考えてみたいと思います。

金利が1%違うと、どれぐらいの月返済額がかわるのか、また支払総額が変わるのかを見てみましょう。

今回は、わかり易く月返済のみでの計画としています。

金利が1%なら、

  • 月々の返済額:84,686円
  • 支払い総額:35,568,120円

で、

金利が2%の時は、

  • 月々の返済額:99,379円
  • 支払い総額:41,739,180円

となります。

つまり、

金利1%の違いは

  • 月々の返済額:14,693円
  • 支払い総額の違い:6,171,060円

とかなり違ってきまね。

でも、金利なんて、しばらくは変わらないでしょ!!

という意見も当然あるかと思いますので、少しこの金利の話を解説していきたいと思います。

金利は今後、上がる?下がる??

みな様の関心事項かと思いますが、金利っていつ上がるの??まだ下がるの??

という話。

先ずは、ここ最近の金利の推移を見てみましょう!
*フラット35の金利推移

リンクを見て頂くとわかりますが、最近の傾向は、平均的に金利は下げトレンドが続いています。

一方で、注目して頂きたいのは、金利が上がるスピードです。

ポイント1

“金利はゆっくり下がって、上がる時は一気に上がる”

が基本的な考えです。

この感覚を統計データを見て頂き感じて頂くことが最初のポイントになります。

その上で、それぞれのトレンドを理解していきたいと思います。

金利はゆっくり下がって、上がる時は一気に上がる

金利の上昇はどんな時??

次に、そもそもこの住宅ローンに関する知識として、どのような事柄で金利の上下が起こるのか?を話してみたいと思います。

少し堅苦しい話をしますが、

基本的な知識として覚えておいて頂ければとも思います。

  • 変動金利の場合は、基本的には短期プライムレート(金融機関が企業に融資する際の金利)という金利ベースと関連性が深い事
  • 固定金利(2年3年5年10年)の場合は、円金利スワップレート(金融機関が企業に融資する特別な金利)と関連性が深い事
  • 全期間固定金利は、10年物国債の金利と関連性が深い事

の3つは基本的な話ですので、覚えておきましょう。

例えば、先日あったアメリカの0金利解除などは、影響を受けていく話だったりしますね。

ですが、当然ながら、金利の変動は単純な話でもなく、それ以外の事柄も関係してきますので、これらを正確に把握するのは、かなり難しい為、

上記の話は、

住宅ローンの知識として覚えておくぐらいで良いかもしれません。

むしろ、

ここでは原点にかえって、

基本的な住宅ローンを組む上で考えておきたい話をしていきたいと思います。

変動金利を選ぶなら資金的なゆとりを!

因みに、

住宅ローンの商品別の統計データを見てみると、変動で借りる方の割合は、直近のトレンドで行くと下がっています。参考:http://www.jhf.go.jp/files/300264914.pdf

日銀の政策など様々な変化がみられる昨今ですので、住宅ローンを借りられる方もそのような傾向を感じ取ったデータとなるのかもしれませんね。

と言いつつも、変動金利は住宅ローン金利の中で、最も金利が低い商品として、まだまだ一番人気の高い商品でもあります。*全体でみても35%ぐらいの方が借りているというデータ。

ポイント2:

住宅ローンはあくまで長期間支払い続ける商品だ!という事を考えて支払いのゆとりをもつ

はい、このページでは一番伝えたいのは、

住宅ローンという長期間のお金を支払い続ける事の考えを再度持って頂く事!

です。

勿論、将来の事ですので、楽観論も言えるかもしれませんが、現在10人に1人の割合で住宅ローンが返せなくなっている現状を考えると、やはり、いくら低金利でも怖いですね。

特に変動金利は、ポイント1で説明した、上昇変化の割合が高い為に、上昇した時に怖さがどうしても残ります。

色々な事を考えて頂きつつ、金利の怖さというのもここで学んでおきましょう!

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